歯医者の仕事

歯並び

クオリティーオブライフ(QOL)の観点から、8020推進運動が進められています。
これは、なんでも楽しく美味しく健康に食べられる幸せは、健康な口腔があってこそとの考えから、80歳で20本の残存歯数を目指す運動です。
20本の歯の残存は、何でも美味しく食べられるために最低限必要な歯の数です。
この数を下回ると、咀嚼能力が著しく低下するため、健康な食生活を維持することが困難になります。
たとえば、20本を下回るとナッツやステーキなどの比較的硬い食事をすることが困難になります。
歯が維持できなくなるための主要因として、歯周病があります。
30代の成人の実に7割が歯周病患者との統計もあります。
歯周病は、最近の感染により、歯を支える土台の歯槽骨が溶けてしまう病気です。

この歯周病を予防するためには、歯垢(プラーク)を除去することが必要ですが、うがいでは除去できません。
まずは、毎日、適切に歯垢を除去するブラッシングが必要です。
ところが、歯垢が歯石になってしまうとブラッシングでは除去できなくなります。
この場合、歯科を受診し、歯石を除去すると同時に、歯の状態を診察していただくことが大切です。
定期的に受診し、ブラッシング指導と、歯の状態を確認することにより、歯周病の進行を抑え、改善していくことが可能になります。
現在では、歯周病は、予防、診断、治療が可能な病気になっており、定期的に歯科を受診してメンテナンスをすることで歯周病の進行を抑え、治療することが可能です。
これにより8020を上回りQOLを維持することが可能になります。